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 『調布・富士見町住宅建替え計画』について
2012.12

<主旨>

調布・富士見町住宅(団地)の再生という視点から、「街並みづくり」を主眼とした外観・共用空間づくり
とする。

@コミュニティ道路の景観性と建物の前庭としての位置づけ。
A街並み=個々の建物の集合体との認識の下に、2棟と多様性統一性を KEY WORD とした外観デザインと
 する。
Bコミュニティゾーン(3か所)と共用空間の一体性抜け・奥行感の演出。


<具体的提案>

@コミュニティ道路の景観性と建物の前庭としての位置づけ

 ・街路を緩やかな曲線とし、街並みのシークエンス(視点の展開)効果を意図した。
 ・街路の端部は、集合住宅のアプローチゲートという位置付けとし、景石やウォールガーター(壁)、
  シンボルツリー(サルスベリH:8m)の設えとした。
 ・樹種においても前庭という位置付けから、サクラ、ヤマボウシ、モミジ等、庭木的要素の濃い樹種を選定
  した(街路南側は耐陰性の強いシラカシ等)。


 

A建物の外観は街並み景観を主眼とする為、多様性統一性を KEY WORD

 ・街並み全体としての統一性
   トップの庇形状、基準色と色調の切り替え、基壇部の見切りと材料 etc.
 ・個々の建物の集合体(=街)としての多様性
   住棟形状、バルコニー形状、垂直ラインと水平ラインの強調 etc.


 

Bコミュニティゾーン(3ヶ所)と共用空間の一体性抜け・奥行感の演出

 ・街路にある3ヶ所のコミュニティゾーンは、前庭という位置づけから、共用空間(エントランス、ライブラリー、
  カフェ、キッズルーム)へのアプローチとして、敷石と景石、樹々の設えとする。
 ・又、前庭空間と建物の一体感を出す為、エントランスからライトコート(南棟)、コリドーやプライベートガー
  デン(北棟)の抜け・奥行感を試みた。



コミュニティ道路とキッズルーム


コミュニティ道路からエントランス・ライトコート(右)

カフェから見るコミュニティ道路

 

以上